日本犬と柴犬について
18年間のお店とお散歩で出会った全犬種、特に柴犬達のオーナーさんから聞いた事例、我が家の歴代の犬達に経験させてもらったことを元に、関わった事のある日本犬、柴犬、和ミックス犬について語ります。
「それは違う」「それってどう?」など、様々なご意見があると思いますが、あくまでも私の個人的な意見として、ご覧ください。
柴犬 (しばいぬ)Shiba Inu
漢字で芝犬と書く方もいます。
私はシバイヌと呼んでます。シバケンとはいいません。
小型に分類されて尾尻は巻尾が多い。
遺伝子がオオカミに近い犬。
我が家は柴飼いなので、ここのでのうんちくは簡単にします。
紀州犬 (きしゅうけん)Kishu Inu
大きくて白い犬、尾は差し尾のコが多い、猟犬で紀州藩徳川綱吉を連想する犬。
有名な紀州犬は、昔の犬が登場するドラマ 【黄金の犬】【炎の犬】
咬み事故でニュースになることが多いように思います。
関わりのある紀州犬が少なくてわかりませんが、写真のさくらちゃんや先代のノア君は穏やかで安全な紀州犬です。
一部のドッグラン入場お断り危特犬種だそうです。
秋田犬(あきたいぬ)Akita Inu
あきたけんと言ってはダメ「あきたいぬ」です。
分類は大型で、有名な秋田犬は【わさお】【渋谷のハチ公】【白い戦士ヤマト】【ザキトワのマサル】など。
アメリカンアキタと日本の秋田犬は区別するようです。
長毛と短毛があり、色は熊毛や赤、白、胡麻、黒などの毛色があります。
お店に来るモコちゃんとモコフレンドの秋田犬のコは優しい穏やかなコ達です。
甲斐犬(かいけん)Kai Ken
ご縁のある甲斐犬の虎影くんや凪ちゃん、るいくんなんかは穏やかで優しいコです。
中型に分類されますが個体でかなり差があるような感じです。
色は虎毛の赤と黒とかで、写真を撮るのに苦労します。
日本犬全般に言えることですが、特に今日から他所のコにはなれない犬種です、飼い主は絶対、最後まで飼いきる事。
運動能力が一番高いと思われ、日保ではなく甲斐犬愛護会登録、出所も山梨、静岡。
四国犬 (しこくいぬ)Shikoku Inu
一度お店に来たことがある大型の猟犬。
怖くて触れませんでした。
色は柴犬の胡麻を大きく厳つく、アラスカマラミュートを小さくした感じ。
ほとんど大陸オオカミの容姿。
昔は土佐犬と呼んでいたそうですが、土佐闘犬と紛らわしいので四国犬と呼ぶ。
ちなみに現在の土佐犬はマスティフを交配した犬だそうです。
狆 Japanese chin
日本産愛玩犬、
お殿様の犬、模様の呼び方があるそうです。
写真はお店に来てくれた狆のまめちゃんです。
ペキニーズやチベタンスパニエルのような容姿で来店したコはおとなしく、いかにも愛玩犬でした。
日本スピッツ Japanese Spitz
白い耳の立ったポメラニアンを大きくしたような感じの犬。
昔のお金持ちのお庭にいた白い犬。
良く吠えるうるさい犬の代表のように思われますが当時は外飼い。
この犬種は家の中で飼う愛玩犬だと思います。
琉球犬や北海道犬がいますが詳しくありません。
イワナにもミヤマイワナやゴキ、キリクチなど水系や地域によっていろんな系統があるように、日本犬にもいろいろな地域個体が存在します。
個人的な考えですが、日本の土着の犬はすべて日本犬だと思っています。
日本犬の雑種含めて、すべて日本の犬ということでご覧ください。